解決策
具体的な用途から、材料評価の出発点へ
6つのケーブル・部品用途と、初期評価に推奨するEverflon™のグレードをご紹介します。
図は概念図であり、実際の寸法比とは異なります。推奨グレードは記載した絶縁層または部品に対応し、図中のすべての層を対象とするものではありません。最新の技術資料と完成品の試験により適合性をご確認ください。
01 / 同軸ケーブル
同軸ケーブルの中心導体を覆う発泡絶縁層。
設計確認項目:気泡構造、静電容量、完成ケーブルのインピーダンスを確認してください。
02 / データ伝送ケーブル
高速データ伝送ケーブルの開発に向けた導体の発泡絶縁。
設計確認項目:対線の幾何形状、インピーダンス、挿入損失を検証してください。本推奨は特定の伝送速度を保証するものではありません。
03 / 高周波信号線
高周波信号線やケーブル構造に向けたPTFE絶縁。
設計確認項目:設計に合わせてリダクションレシオ、絶縁層の厚さ、焼成条件を確認してください。
04 / 機器内配線
産業機器の内部配線や計装用電線の一次絶縁。
設計確認項目:絶縁厚さ、電気絶縁性能、使用条件を確認してください。
05 / ワイヤーハーネス
機器内のワイヤーハーネスを構成する各電線の絶縁。
設計確認項目:配線経路、絶縁層の耐カットスルー性、必要な使用温度範囲を評価してください。
06 / コネクタ絶縁インサート
コネクタの金属接点を位置決めし、互いに絶縁する成形部品。
設計確認項目:寸法安定性、接点間隔、組立後の試験結果を確認してください。
製法が変われば、求める条件も変わる
各製品情報を、材料評価の出発点としてご活用ください。最新のグレードデータ、加工に関する情報、製品構造との適合性をご確認ください。
PTFE / ペースト押出
ペースト押出と焼成を用いる電線・ケーブル用途に向け、PTFE F1000ファインパウダーをご検討ください。絶縁層の形状に照らして加工方法を評価します。
PTFE F1000を詳しく見る ↗FEP / 溶融加工
産業用電線の絶縁に向け、FEP 4610をご検討ください。電気特性、溶融加工時の挙動、完成ケーブルの機械的な要求をあわせて評価します。
FEP 4610を詳しく見る ↗発泡FEP / 物理発泡
データ伝送ケーブルや同軸ケーブルの物理発泡絶縁に向け、FEP PF4610をご検討ください。樹脂、発泡プロセス、ケーブル構造を一体として評価します。
FEP PF4610を詳しく見る ↗ETFE / 押出・射出成形
電線絶縁や成形コネクタインサートの評価候補として、ETFE 4010をご検討ください。部品設計に合った加工方法を確認します。
ETFE 4010を詳しく見る ↗要求を明確に、評価を具体的に
以下の項目を、ケーブル設計、加工、調達の各部門で検討する際の共通の指針としてご活用ください。
01 / 電気的な要求
設計に関わる動作周波数、電圧、インピーダンス、損失目標を明確にしてください。完成した組立品の試験方法と試験条件も確認します。
02 / 構造と加工
導体寸法、絶縁厚さ、シース構造、加工設備の情報をご提示ください。量産で重要となる寸法管理と均一性の確認項目を整理します。
03 / 評価・承認
使用環境、機械試験、必要書類、適用するケーブル試験の要求事項を整理してください。材料試作の前に、受入基準を共有します。
通信分野の材料選定 / よくあるご質問
まず、一次絶縁、外部シース、電子部品のどの用途かを確認してください。次に、製品構造、使用条件、加工方法、受入基準を整理します。
それぞれ異なる材料と加工方法の選択肢として検討してください。各グレードの情報をもとに試作を計画し、同じ用途要求を満たす製品構造で試験結果を比較します。
できません。樹脂の各数値に対応する試験条件を確認し、ケーブルや組立品について別途試験計画を作成してください。完成品は、その製品自身の仕様に基づいて評価・承認します。
図面またはケーブル仕様書、予定用途、製造方法、目標特性、評価・承認要件をご提示ください。現在お使いの材料情報があれば、検討をより具体的に進められます。
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