解決策

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通信

Everflon™ / 通信分野向けフッ素樹脂材料

あらゆるつながりは、
材料選びから。

電線の絶縁、ケーブルのシース、電子部品に向けたフッ素樹脂の選定をご検討ください。電気特性、耐熱性、機械特性の要求を整理し、設計に合った材料を考えます。

信号経路の概念図です。ケーブル断面や実測性能を示すものではありません。

具体的な用途から、材料評価の出発点へ

用途を知る。
材料を絞り込む。

6つのケーブル・部品用途と、初期評価に推奨するEverflon™のグレードをご紹介します。

図は概念図であり、実際の寸法比とは異なります。推奨グレードは記載した絶縁層または部品に対応し、図中のすべての層を対象とするものではありません。最新の技術資料と完成品の試験により適合性をご確認ください。

01 / 同軸ケーブル

信号を囲む、誘電体の設計。

同軸ケーブルの中心導体を覆う発泡絶縁層。

評価候補グレード

Everflon™ FEP PF4610

物理発泡用FEP樹脂

ガス注入による同軸ケーブル誘電体の押出成形に向けて評価できます。

FEP PF4610を見る ↗

設計確認項目:気泡構造、静電容量、完成ケーブルのインピーダンスを確認してください。

02 / データ伝送ケーブル

誘電体設計に、さらなる選択肢を。

高速データ伝送ケーブルの開発に向けた導体の発泡絶縁。

評価候補グレード

Everflon™ FEP PF4610

物理発泡用FEP樹脂

データ伝送ケーブルの発泡絶縁を評価するための材料候補です。

FEP PF4610を見る ↗

設計確認項目:対線の幾何形状、インピーダンス、挿入損失を検証してください。本推奨は特定の伝送速度を保証するものではありません。

03 / 高周波信号線

精密さを、絶縁層の厚さまで。

高周波信号線やケーブル構造に向けたPTFE絶縁。

評価候補グレード

Everflon™ PTFE F1000

PTFEファインパウダー

ペースト押出と焼成による電線絶縁への適用を評価できます。

PTFE F1000を見る ↗

設計確認項目:設計に合わせてリダクションレシオ、絶縁層の厚さ、焼成条件を確認してください。

04 / 機器内配線

つながりは、機器の内側にも。

産業機器の内部配線や計装用電線の一次絶縁。

評価候補グレード

Everflon™ FEP 4610

溶融加工可能なFEP樹脂

機器内配線の非発泡絶縁層の押出成形に向けて評価できます。

FEP 4610を見る ↗

設計確認項目:絶縁厚さ、電気絶縁性能、使用条件を確認してください。

05 / ワイヤーハーネス

機械的な要求も、材料選びに。

機器内のワイヤーハーネスを構成する各電線の絶縁。

評価候補グレード

Everflon™ ETFE 4010

溶融加工可能なETFE樹脂

電気絶縁性と機械的な靭性が求められる用途での評価候補です。

ETFE 4010を見る ↗

設計確認項目:配線経路、絶縁層の耐カットスルー性、必要な使用温度範囲を評価してください。

06 / コネクタ絶縁インサート

接点の間に、確かな設計を。

コネクタの金属接点を位置決めし、互いに絶縁する成形部品。

評価候補グレード

Everflon™ ETFE 4010

射出成形用ETFE樹脂

インサートの設計に合わせて成形性と電気絶縁性を評価してください。

ETFE 4010を見る ↗

設計確認項目:寸法安定性、接点間隔、組立後の試験結果を確認してください。

製法が変われば、求める条件も変わる

製法から考える。
材料選定を、より具体的に。

各製品情報を、材料評価の出発点としてご活用ください。最新のグレードデータ、加工に関する情報、製品構造との適合性をご確認ください。

PTFE / ペースト押出

PTFE絶縁の加工選択肢。

ペースト押出と焼成を用いる電線・ケーブル用途に向け、PTFE F1000ファインパウダーをご検討ください。絶縁層の形状に照らして加工方法を評価します。

PTFE F1000を詳しく見る ↗

FEP / 溶融加工

押出絶縁の材料選択肢。

産業用電線の絶縁に向け、FEP 4610をご検討ください。電気特性、溶融加工時の挙動、完成ケーブルの機械的な要求をあわせて評価します。

FEP 4610を詳しく見る ↗

発泡FEP / 物理発泡

誘電体設計を、発泡構造から。

データ伝送ケーブルや同軸ケーブルの物理発泡絶縁に向け、FEP PF4610をご検討ください。樹脂、発泡プロセス、ケーブル構造を一体として評価します。

FEP PF4610を詳しく見る ↗

ETFE / 押出・射出成形

配線から絶縁インサートまで。

電線絶縁や成形コネクタインサートの評価候補として、ETFE 4010をご検討ください。部品設計に合った加工方法を確認します。

ETFE 4010を詳しく見る ↗

注目の材料 / 物理発泡FEP

絶縁を、見つめ直す。
気泡構造から考える。

FEP PF4610は、発泡誘電体構造を評価するための出発点となる材料です。発泡度、気泡の均一性、絶縁寸法をあわせて評価し、完成ケーブルで電気特性を確認してください。

材料

グレードデータと想定する加工方法を確認します。

プロセス

発泡条件を管理し、絶縁層の均一性を監視します。

ケーブル

用途の仕様に基づき、完成したケーブル構造を評価します。

樹脂のグレード名だけでは、完成ケーブルの帯域幅、減衰量、防火性能の等級を判断することはできません。

FEP PF4610を見る

要求を明確に、評価を具体的に

設計の目標を、
検証できる仕様へ。

以下の項目を、ケーブル設計、加工、調達の各部門で検討する際の共通の指針としてご活用ください。

01 / 電気的な要求

ケーブルに何を求めますか。

設計に関わる動作周波数、電圧、インピーダンス、損失目標を明確にしてください。完成した組立品の試験方法と試験条件も確認します。

02 / 構造と加工

どのような製品をつくりますか。

導体寸法、絶縁厚さ、シース構造、加工設備の情報をご提示ください。量産で重要となる寸法管理と均一性の確認項目を整理します。

03 / 評価・承認

何をもって適合としますか。

使用環境、機械試験、必要書類、適用するケーブル試験の要求事項を整理してください。材料試作の前に、受入基準を共有します。

通信分野の材料選定 / よくあるご質問

選ぶ前に、確認したいこと。

ケーブル用フッ素樹脂は、どこから選定すればよいですか?

まず、一次絶縁、外部シース、電子部品のどの用途かを確認してください。次に、製品構造、使用条件、加工方法、受入基準を整理します。

PTFE、非発泡FEP、発泡FEPは、どのように比較すればよいですか?

それぞれ異なる材料と加工方法の選択肢として検討してください。各グレードの情報をもとに試作を計画し、同じ用途要求を満たす製品構造で試験結果を比較します。

樹脂の特性値で、完成ケーブルの性能を保証できますか?

できません。樹脂の各数値に対応する試験条件を確認し、ケーブルや組立品について別途試験計画を作成してください。完成品は、その製品自身の仕様に基づいて評価・承認します。

技術相談には、どのような情報が必要ですか?

図面またはケーブル仕様書、予定用途、製造方法、目標特性、評価・承認要件をご提示ください。現在お使いの材料情報があれば、検討をより具体的に進められます。

次のつながりは、ここから

まずは、設計のご相談から。

開発中のケーブル、部品、プロセスについてお聞かせください。
フッ素樹脂の材料選定に向けて、具体的な検討を始めましょう。